琵琶湖を見守り1200年余、
幾多の苦難を乗り越えてきた「不死鳥の寺」
74回三井寺婦人会総会にコンサートでご縁させて頂きました。
三井寺福家俊彦長史のご挨拶、佐藤健司大津市長のご祝辞
どなたのお話も今の世情を愁い平安を祈るお姿が魂を揺さぶりました。
金沢翔子さんの書は力強くパワーを与えてくださいました。
ご縁を繋いでくださった西田寿衛子師匠のお気持ちが有り難く
心から感謝致します。
ご多忙の中駆けつけて下さった皆様にお礼申し上げます。
滋賀県大津市、琵琶湖南西の長等山中腹に広大な敷地を有する三井寺は、正式名称を「長等山園城寺(おんじょうじ)」といい、天台寺門宗の総本山です。
源平の争乱、南北朝の争乱等による焼き討ちなど幾多の法難に遭遇しましたが、智証大師への信仰に支えられた人々によって支えられつつ、苦難を乗り越えてきたお寺です。
平城山 荒城の月
1 人恋ふは悲しきものと 平城山に もとほり来つつ たえ難 かりき
2 いにしへも 夫(つま)に恋ひつつ 越(こ)へしとふ
平城山の路に 涙おとしぬ
1、春高楼の 花の宴 巡る盃 かげさして
千代の松が枝 わけ出でし 昔の光 いまいずこ
2、秋陣営の 霜の色 鳴きゆく雁の 数見せて
植うる剣に 照りそいし 昔の光 いまいずこ
3、天上影は 替らねど 栄枯は移る 世の姿
写さんとてか 今もなお ああ荒城の 夜半の月
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