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執筆者の写真Aika

るみ子先生のご紹介文

古代の神歌を捧げるオペラ歌手、Aikaさん


アイカさんの歌を聞いた人が、その「魔法の声」にほろほろと涙をし、きらっきら変貌されていく姿をたくさん見てきました。かく言う私もそのひとりなのです。


アイカさんも私も、インドで暮らしてた事があるのですが、それでつい、私の口からマントラがこぼれると、いつも、すーっと隣からアイカさんのマントラが重なりはじめ、その声の質が、私を包んで、その場を巻き込んで、何もかも取り込んで響き渡っていくのです。


で、私は、ポワンと意識が遠くなって、しばらくして、生まれ変わったような気持ちで我に返るのです。


この惜しみないアイカさんの与える愛と声は、私の中では、まさに蘇生なのです。


アイカさんは、日本の神事のスーパーコアである、伊勢神宮や出雲大社の式年遷宮で、当時はまだ誰も行ったことがない方法で、奉祝奉納の演奏を捧げた、すごい方です。


その後も全国の神社や仏閣で、アイカさんの「魔法の声」が言霊、音霊に乗って響き渡ることになります。


被曝して70年目の時や、阪神大震災20年の節目では、女神舞を奉納し、平安祈願しながら日本を目覚めさせていったのも、実はこのアイカさんが中心にいます。


膨大なエネルギーで、全国を行脚し、女性たちが目覚た奉納舞は、一大旋風を巻き起こし、今も多くの若者に引き継がれています。


そして、それは世界へ広がっていき、子供達にも届けられ、海外で多大な評価とともに、何十万という感動の涙が流れたと聞きました。


そんなアイカさんは、名実ともに実力あるオペラ歌手で、ミュージカルで主役も務める女優でもあり、また、藤原紀香さんをはじめ、多くの著名人を指導してきた先生でもあります。


けれど、その華やかな世界に、アイカさんは留まらず、その名の通り、「愛」を「歌」にのせて、魂の深いところに響かせることができる「魔法の声」の本当の役割を生きられるようになりました。


それは、阪神淡路大震災で生死を目の当たりにした時、そして、そのトラウマから自身もガンを患った時だったそうです。


人は持って生まれたものだけで、他にどんな道具や薬に頼らずとも、自分自身が発する「音」で、「自分の声」で、自らを癒す偉大な能力がある事に気づき、目覚められたと。


その自らの声で、自身のガンを治癒させ、さらに、被災で苦しむ人々をあっという間に癒してしまったのです。それから音や、声のメカニズムを研究され、「サウンドセラピー」という分野を研究開発し、その強い決意が世界へ広がっていかれたのでした。


そんなアイカさんは、自分が永住する地として、東経135度上にある、兵庫県の多可町、千ヶ峰の麓を選ばれました。そこでも、多くの人々や子供達を巻き込んで、コンサートや、自分の声で自身を癒して、魂を鼓舞するサウンドセラピーの指導をされています。


ところで、人は痛いと大声をあげて泣きます。海に向かって叫ぶのは、今だ定番ですし、笑。また、奇声をあげるのも、自身の不具合を自分でバランスをとって治療しているのであって、それを無理に止めると症状が悪化するとも言われます。


私たちは自分で自分を癒し、苦しみを緩和する方法を、無意識的に行ってきた歴史があります。泣いたり、叫んだり、他に注意を向けたり、忘れようとしたり、笑ったり、、と。音は、聴覚鎮痛法という形で、病院でも痛みの軽減として推奨されています。


自分が発する声や言葉は、人生を通して多く耳にする音や言葉になります。そして、自分が聞いて脳神経に伝わった全ての音は、生涯決して消えることはなく、ぜーんぶが、記憶され蓄積されています。


聴覚障害だったベートーベンが、タクトを口にくわえてピアノにあてがい、その振動を歯から骨に伝えて、音を取った話は有名ですが、人が音を聞くには2種類あります。


他人の声など外の音は、空気伝導で外耳から拾っていますが、自分の声は骨で聞くといいますが、骨伝導と空気伝導の両方で聞いています。ですから、骨や筋肉や血液など自分の構成要素を通って、自分の声は内側から内耳に届いているんですよね。音は空気中より、骨や液体の中の方がより早く伝わりますから、それも考慮するだけでも、自分の声や使う言葉の影響力の大きさが想像できます。


それらを識別して、何をどう発するかに非常に注意を払う必要があると、アイカさんは身を以て語ってきました。アイカさんの歌で、「ありがとう」は、TV番組で、「賢者の選択」のエンディングテーマとしても大人気がありましたが、この日本語である「ありがとう」の音と言葉に深い思いを込められています。


アイカさんがコラボされていた、「水の伝言」の著者の江本氏は、「ありがとう」という言葉で水が綺麗な結晶をみせることを実験されていましたが、これは、言葉の意味に反応しているだけではないようで、日本語の特徴や母音に秘密があるようです。事実、他の国の言葉で、同じありがとうの意味で実験をしても、日本語ほど美しい結晶にはならなかったようです。


このあたりは、サンスクリット語の母音AUMの秘密とも関わっているように思われ、「はじめに音ありき」、音の神秘は非常に興味深いです。


さて、そんなこんなで、アイカさんは本当に偉大な方なのですが、普段はそんな事さえ忘れてしまうくらい、素朴で純粋でぶっとんでいて、笑、どこまでも真剣に遊んでくれる包容力が半端ないマザーな人です。


誰に対しても、どんな時でも、すかさず迷わずに、手助けし、愛に基づいた行動をされるのがアイカさん。それはそれは、本当に見事で、誰にでもできることではないのに、さらっとこなしてしまわれます。


私は時々、アイカさんが、カーリー女神の化身である「チャームンダー女神」に重なってしまう時があります。遠藤周作の「深い川」にも出てくる、インドの地母神です。


小説では少しデフォルメがありますが、インドの女神には、美しく優しい顔と、怖い形相をしたブラック女神さまの両方の顔があります。


チャームンダーは死を司る女神で、それは悪魔を退治しているブラックの方の女神様なのですが、笑、悪魔を殺しながらも、人が受ける苦しみを一身に背負っているボロボロな姿で表され、そんな姿で悪魔を死にいざないます。


されど、なのですが、殺された悪魔たちが、チャームンダにひざまづき、殺してくれてありがとうと、手を重ねて喜び、死の解放に感謝している姿とともに女神は描かれています。殺傷の先に新しい生命として生まれ変わらせる母神です。


母性の中にある、善悪含まない受容と許しの慈悲があり、どんな悪行も自身に取り込み、飲み込んで、また新たな命を生み出す。


そんな地母神に、アイカさんを勝手に重ねて見てしまいます。


歳はあまり変わらないのですが、私はアイカさんのことを、親愛を込めて「ママ」「マー」と呼んでしまいます。


全ての子供たちの母である、慈愛の女神のようなアイカさんは、今も子供達のためにすべてを投げ打つ覚悟で奔走されているアイカさん。


その真実の慈しみの歌声を、是非多くの人たちに受け取って頂きたいです。


アイカさんだけが持つ、心に響く、独特の声と歌と言霊を、私たちは受け取ることができ、それは、蘇生であり、宇宙創造だと私は思ってしまうのです。


アイカさんのセミナー 受けられます。


7月2日 午前10時から サウンドセラピー講座

7月3日午前9時から 朝活歌の講座


アイカ庵にて、素敵な講座と歌を披露してくれます。単発参加OK、zoom、動画参加も大丈夫です。


また、アイカ庵に宿泊して、デトックス合宿にも参加することができます。7月1日から3日まで、どうぞ素敵な時間をお過ごしください。


詳細、お申し込みはコメント欄に記載します!


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追記:アーユルヴェーダからアイカさんの歌、「音」の重要性について


ヴェーダでは、この宇宙は全てがあって、また全てが相殺されて何もなく均衡が保たれていたところに、ゆらぎ(音)が起こり、天地が創造されたとします。その時、非物質から物質が誕生する方向性として、内包されていた宇宙の三様の「光・闇・動」がバランスを崩し、「闇」は「動」とともに、非物質である、「音・触・色・味・臭」を生み出します。また、それに対応する「空・風・火・水・土」という、物質次元での最小単位、5大元素を生み出し、その物質材料が満ちて、「光」のもとで、「形」を発現します。対応する、感覚器官と行動器官の肉体が、物質レベル上にいわるゆ目に見える「形」となって現れてきます。 


物質の最小単位である、五大元素「空・風・火・水・土」は、上から軽い順に並んでいて、「空元素」の感覚対象は「音」になります。次の「風元素」は「音・触」を含みます。そして、順に含まれる対象が加算されて、最後の「土元素」は、「音・触・色・味・臭」の全部が含まれるので、最も重い元素になります。


さて、人間の体は、闇に内包されていた非物質である、「音・触・色・味・臭」などの振動や周波数により、既に形はデザインされており、そこに5大元素という、物質次元の最小単位の元素が、その材料として揃った時に、はじめて設計された青写真が物質化して、肉体が現れたと考えられます。


そして、音の形は見ることができます。音を鳴らせば様々な幾何学模様が物質に現れますから、すべての物質には固有の振動があるので、そう考えると、その音を利用して、歪みや、バランスの乱れを音で正し、身体を元の状態である正常に戻すことことが可能です。


ヨーガでは、人間の肉体次元以外の高次の層には、その人の個性や情報が、固有の幾何学模様(ヤントラ)や、様々な音の振動(マントラ)の集合体として、現れるといいます。それは、形と音に、その人固有の情報が埋め込まれていて、幾何学模様や振動の固有パターンが、その人の過去のすべての情報を保持しているという考えです。


その物質が三次元に現れる前に、すでに青写真である「形相」が整っていて、また、一部分が3次元から物質的に消失したとしても、元あった形の情報である「形相」が鋳型として、残っている限り、トカゲの尻尾を切っても、また生えてくるように、正常な元の形に戻るということになります。暗闇から音・触・色・味・臭が作られ、それが形を作り、そこに五大元素という物質材料が揃ったら、光のもとに形が現れるのだと過程できます。音は、修復、癒しに多大に関わっています。




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