小田原のはじめ塾で行われた、野草を食べる学び講座を中先生ご夫妻と体験させて頂き目から鱗の衝撃で、日本が戦前こんな生活をしながら明るく仲良く学びあっていたのかもしれないと、「生きる力」の源に触れました。
はじめ塾の和田正宏代表と麻美さんにお話し伺いました。
はじめ塾は、均一化された教育ではなく、何時も今がはじめ!一瞬一瞬の今を生きる「今ここ」を体感、実感を大切にされています。
「みんなで仲良く」仲間と繋がっていく教育活動の場です。教育の原点は能力開発であり、テクニックを身につけることではありません。生活を通して行っているので、生きていくために必要な能力をそれぞれの子が身につけていきます。
「人は台所で育つ」。
生活と食べることをひとつに考え、食を通して関係性を学んでいく。
毎日の生活の中で、「旬のもの、地のものを自分で料理して食べる」というあたりまえのことの大切さを学びます。また、台所という限られた空間で、仲間と一緒に時間通りに食事の支度をすることを通して、多様な関係性を学びます。
①釜戸ご飯、子ども達と薪割りをして火を焚べるお手伝い
②野草取りは、からむし、くずの芽、梅雨草、茗荷、いのこづち、桑の葉、
笹だけ
③ 野草のアク抜き、アクは悪で 大鍋に塩、水にさらす、醤油を使う
④ 白玉団子、葛粉で胡麻豆腐、
何よりテキパキ自主的に楽しそうに動く子ども達は、やらされている義務感が無い、背筋が綺麗、返事が心地よい、手伝わずに遊ぶ子ども達も選択は自由である。
40人ぐらいの子供達が上下関係で共に役割が分担される和田先生お一人でも
全員に愛情が注がれている信頼関係におどろきました。
教育、共育、、、今から学び直しです。
Comments