サウンドセラピスト・歌手・アイカ 橋本恵子
こころねのみちブログです。
九州大学名誉教授、NPO法人ヒトの教育の会理事長、
日本外科学会名誉会長であられる
井口潔先生による講演会とコンサートが12月21日
京都で開催されます。
60歳からピアノを始められた井口博士は
世代を超えたアーティスト達と響きの世界で
導いてくださる感性教育の世界を
是非体験してください。
生きる力を育てるため「脳の育て方による人間教育論」
① 教育では「第一次の感性脳で生きる力を育てる感性教育
(10歳までの教育)の土台の上に
第二次の知性脳で生きる手段を教える知性教育
(10歳以後の教育)を行わなければならない。
第一次教育と第二次教育は教育の車の両輪だが、
第一次教育と第二次教育を逆に行うことは不可である。」
これは特に小学校期の教育に心すべき事です。
② 子どもの教育には
「脳の成長の時期・特徴に対応した適時・
適切な環境刺激=教育・訓練が重要である」
③ 教育は全生涯を鳥瞰する視点が重要で、
幼稚園・小学・中学・高校・大学と分断されるのではなく、
成長各期はその前期の支えによって
本来の機能がよく発揮出来るように
仕組まなければならない。
子どもの感性を正しく伸ばす
伝統の人間教育とは・・・
日本古来の武士道=第1種教育
(人間はいかに生きるべきか)
は非論理・非言語的教育である。
戦後アメリカ革新教育に教化され、
役に立つ躾などの第2種教育が主となり、
子どもは学習に興味を失い、
授業中の破壊行為が日常茶飯事となり、
本来の「公教育の本義」には達していない。
江戸期の武士道を中心とする
ストイックな伝統的教育の神髄「自己抑制」
の本義が現代の教育界に必要である。
赤ん坊が産まれたら深い愛情の下での
温・凛・厳の躾を行う
その掟に逆らえば、その報いは無惨である。
救いは「自分」以外にない。
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